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 各チャットで行われた実際の「懇親会202506」のチャットログはこちらから。

オンライン☆わたてにんぐ劇場 「懇親会202506」 チャットログ00:懇親会開始前、集合時の様子 ~ わたてん!最終巻となる16巻の内容について
オンライン☆わたてにんぐ劇場 「懇親会202506」 チャットログ01:「絆」についての必然性について ~ 「第一読者」としてのメンタルダメージについて。
オンライン☆わたてにんぐ劇場 「懇親会202506」 チャットログ02:お得情報(ライブサーバで実施中のイベントについて)のやりとり。
オンライン☆わたてにんぐ劇場 「懇親会202506」 チャットログ03:「絆」公演会について聞きたいこと・言いたいこと
オンライン☆わたてにんぐ劇場 「懇親会202506」 チャットログ04:爺やに聞きたいこととして、「観測者効果」についての質疑応答。
オンライン☆わたてにんぐ劇場 「懇親会202506」 チャットログ05:保護者さまとの連絡のとり方について。 ~ 解散



 スクリーンショットはみんなの爺やが撮影したものになります。当日の様子が分かるチャットログを時系列で繋げて分割しております。

 ※懇親会は「保護者さまにすべて見せていく」という主旨の元開催されていますので、基本的に天使たちの舞台裏となる公演会部側血盟チャットでのやり取りはありませんでした。

 「天使たちのお友だち(保護者さま)」を対象とした懇親会を同盟チャットにて天使たちが開催してくださいました。


 主な参加者は以下の通りでした。
 わたてん公演会部:白咲花さん、星野ひなたさん、種村小依さん
 わたてん保護者会:千代リンさん、Myまいさん、うらりーぬさん、星野千鶴さん、みんなの爺や

 総勢8名でのイベントとなりました。ご参加ありがとうございます。







私に天使が舞い降りた! TVシリーズ公式サイト より、プロフィール画像はこちらになります。(コンパクトにまとめました)





【 ワンポイント爺や 】


 ここでは各チャットログでの見どころやポイントなどについて、わしが取り留めもなく書いてゆきますのでのぉ。


 ■チャットログ00
  ・今回は体調不良により、小之森夏音さんと姫坂乃愛さんはお休みでした。ゆっくり静養してくださいのぉ。
  ・場所は「聖母になんてなれなくても。」「懇親会【202501】」に続いて3回目となる幻想の島の遺跡でした。
   こじんまりとしたホール状のスペースが使いやすいのか、ここでの開催が多いイメージじゃの。
  ・最終回を迎えて振り返ってみると、すべての天使が初回の公演会から着地点(以下のようなもの)を見据えた上で取り組まれていたように感ぜられます。

   白咲花さん
    みやこさんのダメなところも受け入れ、ぐいぐい来るのも理由があると理解し、恥ずかしさから諦観の面持ちで接する姿勢を見せるものの時間をかけて醸成
    された秘めたる想いはとても熱いものがあります。将来はみやこさんとケーキ屋さんを開く夢をお持ちですが、恐らく花さんが叱咤激励をしつつ上手にみやこさんと
    二人三脚で切り盛りしていくことじゃろう。「なんでもやる券」に「待ってますね」と応えた花さん。万感の想いがこの一言に込められているように思えます。

   星野ひなたさん
    終始「みゃー姉至上主義」であることで乃愛さんが傷ついたりもしましたが、度々発せられた「私も乃愛好きだぞ!」は恋心からのものでした。
    みやこさんも乃愛さんも「好きだから養っていく」と決意。養う為に勉学に励み、手堅く大学~就職をするという具体的な計画をお持ちなところはお母様の
    千鶴さんから受け継いだ「現実主義者(リアリスト)」の面が強く出ているように思えます。

   姫坂乃愛さん
    ひなたさんに振り回されつつ、「ミャーさんの次でもいいかな」と半ば諦めムードとなっていた乃愛さん。さすがの熾天使もひなたさんの本心まで
    読み切れず最後まで翻弄されましたが、本懐は遂げることができました。まさに16巻すべてを使った壮大な伏線がラストに回収されたことになります。
    以降は公演会でよく見られる、相思相愛の「ひなノア」でこれまで以上に甘い日々を過ごされることでしょう。ようやく「公式が追いついた」形じゃの。

   種村小依さん
    初期の頃は「かのに頼られたい」という思いが前面に出て霞んでいましたが、第11巻91話、第12巻98話、第13巻「愛してるゲーム」などで
    夏音さんへの秘めたる愛を迸らせ、自他共に「サイキョーの相思相愛カップル」に上り詰めました。中学校では生徒会長を目指し、まずは生徒会入りを
    するそうですが、夏音さんと一定の距離感を置くことで落ち着いて行動でき、本領発揮できるのではないかと期待しております。

   小之森夏音さん
    完璧と思われていた夏音さんにも「よりちゃんが完璧になったら私がいらなくなる」という焦りがありました。その思い違いが解消されてからは小依さんからの
    心臓が止まりそうになる熱烈なアプローチが続き、幸せを噛み締める日々を送るのでした。中学校では小依さんのサポートをすべく生徒会に入る予定でしたが、
    それよりも「毎日早起きしてよりちゃんのお弁当を作る」ことを優先し生徒会入りは見送る可能性が出てきました。やはり中学生になると「いつでもどこでも一緒」
    という訳にはいかなくなりますが、それにより小依さんの項に書いたような「小依さんの能力を引き出すことができる」のではないかと期待しております。


 ■チャットログ01
  ・「絆」第23章にて、「保護者側が言いたいこと」を言ってくださる方が出てくるそうです。周りをよく見ており、バランス感覚に優れたひなたさん
   ならではの着目点じゃの。
  ・「ご都合主義からの脱却」を宣言された小依さん。プロのシナリオライターでも、いやプロであればあるほど「納期」「ストーリーの尺」「コスト」
   などの「創作を取り巻く諸問題」の為に目をつぶらなければならないストーリー上の制約というものがあります。今回の「絆」ではそれら要素はすべて
   「無期限」であることから、いくらでも要素を盛り込むことができ、またストーリーの尺も自由自在です。観客である私たち保護者はある意味で
   「妥協の産物」になりやすい商業ベースの創作物ではなく、子どもたちがこの上なく真剣に、物語全体のバランスを見ながら、より良いものを生み出す為
   ならば手段を問わないという「稀に見るピュアな創作物」を観ることができています。これは望んでも中々に得られない貴重な体験じゃろうと思います。
  ・真剣に物語と向き合っているからこそ直面する、第一読者(作者)としての精神的瑕疵(メンタルダメージ)の問題が浮き彫りになっております。
   ひなたさん曰く「かのんはきっと、自分がつくったお話を読んで、心が死にかけたんだとおもう」とのこと。夏音さんが涙をこぼしながら、胸を痛めながら
   一文ずつ綴っている様子が想起されます。御労しや夏音さん。
  ・であればこそ、我々保護者はその来るべき「夏音さんの心が死にかけるレベルのシナリオ」に備え、身構えておく必要があるかもしれんの。


 ■チャットログ02
  21st Anniv ミラクルフェスタという、ライブサーバでの公式イベントについてのお話。主に「フレヤの光る宝石箱」を開けると出てくる以下4つのアイテムの
  処遇についてのお話じゃの。


  




 ■チャットログ03
  ・「絆」公演会について、天使側に保護者として伝えたいこととして以下が挙がりました。
    「体を大事に。健康第一で」
    「映画までに完結させようと焦る必要はない」
    「満足いくまでのんびりやってほしい」
   このところ体調を崩している天使が多いことから心配する声が多かったですな。
  ・天使の身近な魔法少女たちのやさしさについても触れられていましたな。よい関係を築けているようで何よりですじゃ。


 ■チャットログ04
  ・「○○さんに聞いてみたいこと」というテーマにて、ひなたさんより以下が挙がりました。
    「いもまいの記事(『懇親会【202304】』)で出ていた「観測者効果」ってなんだ?」
   これはDOSANの記事の作り方が甘かったことから生まれた疑問じゃて。「気になった用語は各自調べてみてください」という、解説を放棄するような甘い記事を
   作ったことが元凶じゃて、以下改めてDOSANに解説させますの。

   <観測者効果(観測問題)の前提となる「二重スリット実験」について>
    量子力学という学問では、しばしば「光は粒子なのか、波なのか」ということが話題になります。「二重スリット実験」という有名な実験があり、
    縦に2本並ぶスリットに向けて光を発射した際、そのスリットを潜り抜けた先にあるスクリーンには光はどのように記録されるかを確認した実験です。
    以下のような3パターンの実験が行われました。
    【実験1】特に手を加えず、単純に光を投射した場合は「光は波」の性質を持つことになり、スクリーンには波特有の縞模様が記録されます。
    【実験2】光を「1粒の光子として発射」した場合、スクリーンには1粒の点として記録されます。この場合、「光は粒子」の性質を持つことになります。
    【実験3】光を「1粒の光子として連続して発射」した場合、スクリーンには点が増えていき、最終的には点描画で縞模様を描いた様な形になります。
    コペンハーゲン解釈によると、「電子(光子)は観測される前は波であるが、観測されると粒子になる」とされています。光子は波の性質を持ちますが、
    観測されると粒子として振舞うのでスクリーンには粒が記録されるということですね。このように観測されるかどうか(スクリーンに記録するかどうか)
    によってその性質が異なるといいますか、波と粒子の両方の性質を持つ物質のことを「量子」と呼ぶようになりました。

   <観測者効果(観測問題)にありがちな誤解について>
    この「観測」という言葉から、「人間が見ている時は粒子として振舞い、人間が見ていない時は波として振舞う」というように恰も量子側に意識があるかのように
    誤解しがちです。ですが、ここでの「観測」とはそのような意識的なことではなく、「光子が今どのような状態であるかを観測する為に光や電子を照射することで、
    観測対象の光子の状態が変わってしまう」という意味での「観測するかしないかで性質が変わる」という意味で用いられます。

   <観測者効果(観測問題)とは>
    まとめますと、電子・光子・量子という非常に小さな物質を観測する場合に、それと同等の大きさ・重さの電子や光を当ててしまうことで、観測対象の性質が
    変わってしまう(電子を当てられることにより元の位置から弾かれ、座標が変わってしまう、波が粒子となってしまう)ことを観測問題・観測者効果と言います。
    人類の持つ最小単位の観測器は電子顕微鏡ですが、電子より更に小さい物質(クォークのような素粒子)を用いた観測技術が必要になってきている段階なのでしょうね。

   <おにまい!と観測者効果との関係>
    長々と解説して参りましたが、懇親会の記事に書きました「主人公の性別という基本的な事柄が「観測上で成り立つ存在X」という、量子力学における観測者効果
    に影響されるレベルの曖昧模糊とした概念ですので」という文言が何を指しているかと言いますと、緒山まひろさんは観測するまで(下着の中を見るまで)は男女
    どちらの性別なのか判別がつかない状態です。また、薬の効果が切れた際に性別反転が起きますが、風邪をひいた時にも反転した実績があることから何らかの刺激で
    (それこそ、男女をはっきりと判別しようとする危機的状況に置かれるだけでも)性別反転してしまう可能性が無きにしも非ず。そのことから量子力学での観測者
    効果と結び付けて上記のような表記をしたということになります。
    (「観測上で成り立つ存在X」は、おにまい!アニメOP「アイデン貞貞メルトダウン」の歌詞をそのまま抜粋しています)

   ……ということじゃての。ひなたさんを始め、難しいと感じられた方には申し訳なかったのぉ。
   そもそも、普段から平易な言葉遣いをするよう言っておるんじゃが、たまに悪い癖が出てしまうようじゃ。DOSANもまだまだじゃの。
   今後も分からない記載がありましたらどんどん聞いてくださいの。


 ■チャットログ05
  ・物語執筆などで煮詰まってくると過集中気味になり「中毒症状」のようなものが出てくることがあります。特に夏音さんのように、その世界まるごとひとつを
   エミュレートして脳内にマッピングし、各パラメータに応じて登場人物に自由に動いてもらう作り方は精神負荷が非常に大きいので無理は禁物じゃ。
   少しでも辛いと思った時は、千代さんがおっしゃってくださいましたように他のことで気分転換をするとよいじゃろうの。アウトプットとインプットのバランスを
   取りながら健やかに物語を編んでいただけると幸いじゃて。



「ワンポイント」のつもりが、何十ポイントも書いてしまいました。ふぉっふぉ(苦笑)
天使たち、保護者さま双方がどのような話題で親睦を深めようとしていたのか、その理解の手助けができれば幸いですじゃ。















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